「今日はもう帰ろう」と
思っているのに、
気づけばまた頑張ってしまう。
そんなこと、ありませんか?
今日は長岡由子がお届けします。
前回の記事では、
「ちゃんとやっているのに、しんどい」
そんな感覚について書きました。

もし、あなたが
そんなふうに感じているのなら
まず、お伝えしたいことがあります。
それは――
あなたのその頑張りは、
性格ではありません。
「そうせざるを得なかった理由」が、
ちゃんとあるんです。
「真面目だから」
「頑張り屋だから」
そう、思っているかもしれません。
でも、実はそれは
これまでの人生の中で
身につけてきた“やり方”
なのかもしれません。
その“やり方”は、どこで身についたのか

たとえば、子どもの頃。
家の中で、
*誰かの機嫌が悪くなると、空気が変わる
*自分の気持ちを出すと、責められる
*「ちゃんとしていない」と強く言われる
そんな環境の中にいると、
子どもは自然と学びます。
「ちゃんとしていれば、大丈夫」
「役に立っていれば、安心」
「自分のことより、周りを優先しよう」
これは、
誰かに教えられたわけじゃなくて、
生きていく中で、
自然に身につけた力です。
実際に、
私のクライアントさんの中にも
家族のために、
毎日料理や買い物をしていた人や、
親の体調や気分を気にしながら
過ごしていた人がいます。
私自身も、子どもの頃は
母の感情をケアすることに、
かなりのエネルギーを使っていました。
少し距離を取ろうとすると、
「冷たい」
「薄情だ」
そんなふうに言われてしまう。
だから、
自分の気持ちを優先するよりも、
相手の状態を整えることのほうが
大事になっていく。
そうやって、
“役に立つことで、
なんとかバランスを保つ”
というやり方が、
身についていくんです。
頑張ることは、生き延びるための知恵だった
ここで大事なのは、
それは“間違い”だったわけではない、
ということ。
むしろ子供時代は、
その「やり方」があったからこそ
日常を保つことができた。
言い換えるなら――
頑張ることは、
生き延びるための知恵だった
とも言えます。
だから、
今でもそのやり方が出てくるのは
とても自然なことなんです。
ただ一つだけ、
違うことがあります。
それは、
“あの頃”と“今”では、
状況が違うということ。
子どもの頃は、
頑張らないと
本当に危険だったかもしれません。
でも今は、
頭ではこう分かっているはずです。
「自分がやらなくても、どうにかなる」
それでも、
どこかでこんな感覚が湧いてくる。
「このままだと、大変なことになる」
背中がざわっとして、
呼吸が浅くなる。
まるで、
体の奥で警報が鳴っているみたいに。

そしてその感覚に押されるように、
また動いてしまう。
これが、
「頭では分かっているのに
やめられない」
理由の一つです。
気づかないうちに、体はずっと緊張している
こういう方は、
自分でも気づかないうちに
体にぐっと力が入っていることが多いです。
私自身も、
ハコミセラピーを学び始めて
初めて気づきました。
「私は、ずっと緊張していたんだ」
特に、
誰かに批判されそうだと感じたとき。
無意識に身体がぐっとこわばって、
力が入っている。
気が張っている。
それが当たり前すぎて、
気づいていなかったんです。
でもね、
ずっと緊張した状態でいるというのは、
それだけでとてもエネルギーを使います。
だから、
他の人より疲れやすいのも
無理はないんですよね。
頑張り続けてしまう“無意識のパターン”
そしてこのパターンは、
大人になってからも続いていきます。
一気に集中して、
限界まで頑張る。
そして、疲れ切ってからようやく止まる。
朝になって
「ああ、またやりすぎた」
そう思う。
こうした
頑張りすぎ
↓
疲れ切る
↓
また頑張る
というパターンは、
無意識のうちに繰り返されていることも少なくありません。

ここまで読んで、
少しホッとした方もいるかもしれません。
「私がおかしいわけじゃなかったんだ」
そう思えたなら、
それはとても大切な一歩です。
この頑張りは、悪いものではない
この“頑張る力”は、
悪いものではありません。
むしろ、
・人のために動ける
・気づいて行動できる
・物事を前に進める
そんな大切な力でもあります。
ただ、
その力を誰かのために使うときに
自分だけが抜けてしまっている
のってヘンですよね?
それじゃあ、しんどくなってしまう。
だからこれからは、
少しずつでいいので
「自分もその中に入れる」

そんな感覚を、
少しずつ取り戻していけたらいいですね。
その感覚は、きっとあなたの中に、
もうあると思います🍀
次回は、
「やめたいのにやめられない」
そのもう一歩深い理由について、
一緒に見ていきます。
楽しみにしていてくださいね。
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選んでみてください💗
・「どうしてこんなに頑張ってしまうのか」を
もう少し深く知りたい方へ

子どもの頃に身につけた
「役割」という視点から、
その頑張りの背景を
やさしく紐解いていきます。
・「頭では分かっているのにやめられない」
と感じる方へ

思考と身体のあいだにある
ズレに気づくことで、
無理に変えなくても少しずつ
力が抜けていくかもしれません。
この記事を書いたセラピスト
長岡由子
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ここまで読んで、
「私がおかしいわけじゃなかったんだ」
そんなふうに感じていただけたなら…
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