カウンセリングとの違いは?
ハコミセラピーの特徴
心理セラピーという言葉を聞くと、
「カウンセリングとどう違うの?」
と感じる方が多いかもしれません。
私自身、心が苦しくてどうしようもないとき
(ハコミセラピーに出会う前は)
“カウンセリング”を受けていました。
その時に感じた事を書きますね。

私の体験記|カウンセリングを受けていたころ
当時の私は、頭の中がとにかく混乱していて、
何がつらいのか、どうしたいのかもわからず、
「とにかく話を聴いてもらいたい」
「この苦しみをどうにかしてほしい」
そんな気持ちでカウンセリングに通っていました。
その頃、私が受けていたのは、
認知行動療法や精神分析をベースにしたもの。
今の私から、少しずつ過去に戻りながら、
そのときの出来事を話していくスタイルでした。
セッションの途中に
カウンセラーの先生がこう言いました。
「あなたは、よくやってますよ。」
「努力家ですね」
そんなふうに言って下さったんですが、
私の心にはなぜか響きませんでした。
なぜなら“よくやっている”自分を
私自身が
(そうかな?まだまだ努力が足りないんじゃないかな?)
と、信じられなかったからです。
さらに先生から、
「こういう考え方をしてみてはどう?」
と提案されても、
そう考えられる自分に育っていなかったので
提案を受け入れられなかったんですね。
頭では「わかる」。
でも、心がついていかない。
そんな感じです。
そのズレが苦しくて、
結局、途中で通うのをやめてしまいました。
ハコミセラピーとの出会い
その後、ハコミセラピーに出会ったとき、
最初に感じたのは、
**「これまでと全く違う」**ということ。
ハコミでは、
「話すこと」よりも、
“今ここ”で自分の内側に起きていることを感じることを
大切にします。
たとえば、
「その話をしているとき、どんな感じがしますか?」
「今、体のどこかに反応がありますか?」
と、優しく聴かれるのです。
そのとき私は初めて、
“話す自分”ではなく、
“感じている自分”に気づきました。
それは、頭で考えるカウンセリングとはまったく違う体験でした。
「感じること」が、
”今、この瞬間”で
苦しみから解放されることだなんて
思えませんよね?
人はなぜ「感じることで」癒されるのか
苦しみは「感じることで完結する」から
この「感じること」は、人の心には、
悲しみ・怒り・不安・孤独……といった感情が湧き上がっても、
それを感じることができないまま抑え込んでしまう傾向があります。
よくいう心にフタをするっていうもの。
たとえば、幼い頃に「泣いちゃダメ」「我慢しなさい」と言われると、
私たちは感情を“出す”より“押さえる”ことを学びます。
でも、押さえた感情は消えません。
心の奥で静かに息を潜め、形を変えて残り続けます。
そして、
大人になってから人間関係の中で同じような場面が来たとき、
その未完了の感情が再び「感じて、分かってもらいたい!」
と、求めて顔を出すのです。
つまり、感情は感じきられることで初めて終わる。
“感じること”とは、心のプロセスを完結させる行為なのです。
カウンセリングとハコミの大きな違い
ハコミセラピーとカウンセリングの違いを
わかりやすく言うと、こんな感じです。
| 比較ポイント | カウンセリング | ハコミセラピー |
|---|---|---|
| アプローチの中心 | 「話す・考える」 | 「感じる・気づく」 |
| 対象 | 思考・行動・感情 | 体・感覚・無意識・感情 |
| 方向性 | 問題を分析し、理解する | 今ここに起きている体験に気づく |
| 変化の起こり方 | 頭で理解して変わる | 気づきが自然に心と体を変えていく |
ハコミでは、
無理に「前向きになろう」としたり、
「こう考えればいい」と努力する必要はありません。
ただ、今の自分をやさしく観察する。
すると、自然に心と体が反応し、
その中から新しい理解や癒しが生まれていきます。
「できない自分」にもOKを出す
私がハコミでいちばん救われたのは、
**「できない自分でも大丈夫」**という空気でした。
カウンセリングでは、
“こうなれるようにがんばりましょう”
という方向に進むことが多いのですが、
ハコミでは、
“がんばれない自分”をそのまま受け止めるところから始まります。
「できない」という体験の奥に、
どんな感覚や思いがあるのかを、
そっと一緒に見ていくのです。
そうすると、
心の奥で何かがほどけていきます。
「理解して変えよう」とするよりも、
「気づいて許していく」ことのほうが、
ずっと深い変化につながるのだと感じました。
ハコミは「変わるための努力」ではなく「気づくことで変わる」
カウンセリングが「考え方を変える」アプローチだとすれば、
ハコミセラピーは「気づきが自然に変えていく」プロセス。
人は、自分を責めたり、直そうとしたりしながら、
一生懸命に生きています。
でも、ハコミは言います。
「あなたは、今のままで十分なんです。」
セラピーは、「もっとよくなるために頑張る」場所ではなく、
「いまの自分をやさしく感じてあげる」場所。
そのやさしさの中で、
人は本当の意味で変わっていきます。

Hakomi-Bloomのセッションについて
Hakomi-Bloomでは、
「考えるより、感じることで変わっていく」
——そんなハコミセラピーをベースにした
働く人のためのセラピーセッションを行っています。
カウンセリングのように「どう考えるか」を整えるだけでなく、
体の感覚や無意識の反応にやさしく気づいていくことで、
**頭では理解できなかった“心の深い部分”**が
少しずつほどけていきます。
自分を直そうと頑張るのではなく、
「今の自分に気づく」ことが癒しの始まり。
そのプロセスを、安心の場で一緒に歩んでいきましょう♪
この記事を書いたひと
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