怒りをコントロールする方法|職場で“我慢”を続けていませんか?

上司の一言に、モヤッとした。
でも「ここで言っても仕方ない」
と飲み込む。

そんな小さな怒りを積み重ねながら
気づけば心がずっと張りつめていた――。

目次

我慢が積み重なると、心の境界線が下がっていく

職場では、誰もが少なからず
“我慢”をして生きています。

「チームの雰囲気を壊したくない」
「面倒な人と思われたくない」


そんな気持ちが働くからです。

けれど、小さな怒りを飲み込むたびに、
私たちは少しずつ
“自分の境界線”を後ろに下げています。

「なんで私ばっかり」心の奥で渦巻く小さな怒り

たとえば――
同僚のミスをカバーしても感謝されない。
会議で意見を言っても、軽く流される。
頼まれた仕事を断れず、
気づけば夜遅くまで残業している。

そんな日々が続くと
表面上は穏やかに過ごしているのに
心の奥では

「なんで私ばっかり」
「もう限界」

小さな怒りが渦を巻き始めます。

そして、その怒りが溜まり続けると
ある日突然、
ささいなことで涙があふれたり、
強い拒絶反応がおきて
感情が爆発したりする。

実はその瞬間、ようやく心が
「これ以上は無理」
声を上げているのです。

怒りは「自分を守るためのサイン」

怒りは、人を傷つけたい衝動ではなく、
“自分を守るための大切なサイン”
なのかもしれません。

怒りを感じたとき、

「そんなこと思っちゃいけない」
「もっと大人にならなきゃ」
と、

つい抑え込もうとしてしまう人は
多いかもしれません。

けれど、怒りは本来
“自分の大切なものを守るため”
に生まれる感情です。

誰かを攻撃するためではなく
「ここが私の限界です」
「その言い方はつらいです」
と、
自分の心を知らせるサイン。

反応する前に「今、私は何を守ろうとしてる?」と気づく

怒りのサインを
無視して我慢を重ねるほど、心は疲弊し、
境界線があいまいになっていきます。

だからこそ、小さな怒りを感じたときほど、
“反応する前に、まず気づく”ことが
大切です。


たとえば――
胸の奥がギュッとした瞬間。
口角に力が入った瞬間。
呼吸が浅くなった瞬間


「今、私は何を守ろうとしてるんだろう?」

と、自分にやさしく問いかけてみる。

ただその感覚を観察するだけで、
怒りに呑み込まれずに
心の輪郭を取り戻していけます。

ハコミセラピーが大切にする「怒りの奥の望み」

ハコミセラピーでは、
この「感情をマインドフルに感じる」
プロセスを大切にしています。

怒りの奥にある“本当の望み”――

たとえば
「わかってほしい」
「安心したい」
「大切に扱われたい」

そんなニーズに気づけたとき、
人との関わり方も
自分への接し方も少しずつ
変わっていきます。

怒りを手放すのではなく
理解することから始めよう


怒りを手放すことよりも、
まずは「怒りを理解すること」。
それが、自分を大切に扱いながら
働く第一歩です。

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この記事を書いたセラピスト
長岡由子

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