40代になってから
承認欲求が満たされないと
感じることはありませんか。
今日は長岡由子の記事です。
頑張ってきたはずなのに
どこか満たされない——
そんな静かな違和感を抱えている
40代以降の方へお届けします。
順調なはずなのに、承認欲求が満たされない
ちゃんと働いてきた。
期待された役割も
できる範囲で応えてきた。
大きな問題があったわけじゃない。
仕事も生活も
それなりに回っている。
それなのに
ふと立ち止まったとき
心の奥に、言葉にならない渇きを
感じることはありませんか。

何かが足りない
と言い切れるほどではない。
でも、満たされている感じもしない。
褒められても、以前ほど響かない。
評価されても、どこか表面を滑っていく。
いつの間にか
褒められる側から、支える側に回っていた。
「もう十分やってきた」
そう思おうとする一方で
内側だけが、静かに乾いている。
走り続けてきた分だけ
立ち止まったときに、乾きが見える。

承認欲求は「未熟さ」ではなく、成長のサイン
── 大人になっても承認を求めてしまう
のは、未熟だから?
「承認欲求」という言葉を聞くと
どんなイメージが浮かぶでしょうか。
- 褒められたがる
- 認められたがる
- かまってほしい
- 依存的
そんなふうに
どこか
「子どもっぽいもの」
「克服すべきもの」として
語られることが多いかもしれません。
でも本当は
承認欲求そのものが
問題なのではないのかもしれません。
大切なのは
どんな「型(タイプ)」の承認を
求めているのか なのかもしれません。
承認欲求には、成長段階ごとの「型」がある
承認欲求は
年齢や人生の段階によって
自然に形を変えていきます。
① よしよし型(養育的承認)
- えらいね
- よく頑張ったね
- すごいね
これは
子どもが安心して生きていくために
必要な承認です。
自己肯定感の土台となる
とても大切なもの。
ただ、大人になっても
この承認が極端に不足していると
- 褒められないと不安
- 否定にとても弱い
といった状態が続くことがあります。
成熟した大人が
一生この承認だけを
求め続けるわけではありません。
② 評価型(能力承認)
- できる人
- 優秀
- 成果を出す
学校や職場で
もっとも使われやすい承認です。
努力と結果が結びつくため
やりがいにもなります。
けれど行き過ぎると
「役に立たない私は価値がない」
という感覚を生みやすい側面もあります。
過去の私は、まさにこのタイプでした。
いわゆる“優等生タイプ”の人は
この承認をたくさん浴びて育ち
同時に
ここで疲れてきた人たちでもあります。
③ 所属型(関係承認)
- ここにいていい
- 仲間でいていい
- 排除されていない
これは「つながり」の承認。
職場、家族、コミュニティなど
人が支え合って生きるために
欠かせない感覚です。
ただし
「嫌われないために自分を消す」
形になると…
安心のはずの承認が
苦しさに変わっていきます。
40代から変わり始める、承認のかたち
ここからが
あまり語られないところです。
もしかすると、あなたの乾きは
「褒められたい」からではなく
「分かち合いたい」
から、来ているのかもしれません。
④ 共鳴型(対等な承認)
- 話が通じた
- 感覚が伝わった
- 深いところで分かち合えた
これは
褒め言葉から得られるものでは
ありません。
「あなたの言っていること、わかります」
「その感覚、私にもあります」
そんな共鳴の瞬間。
40代後半から50代以降
誰かに褒められたいわけじゃない。
ちゃんとやってきた自負もあるし
評価のために頑張る人生は
そろそろ終わりにしたい。
それなのに
心の奥に残るこの乾きは
どこから来るんだろう。
そう感じる人が求めているのは
実はこの承認であることが
とても多いのです。

⑤ 存在承認(成熟期の承認)
さらに
もっと静かな承認があります。
- 何も説明しなくても
- 何かを成し遂げなくても
- ただ、そこにいていい
これは
「褒める/褒められる」を超えた
相互の了解のようなもの。
人生の後半に近づくほど
承認は派手さを失い
そのぶん、深く、静かになります。
あなたの渇きが求めているのは
どんな承認でしょうか?
承認欲求は、なくすものではない
承認欲求が残っていると
「私、まだ足りないのかな」
「手放せていないのかな」
そんなふうに感じる方も
いるかもしれません。
でも実際には
承認欲求は
「満たされていない証拠」ではなく
「どんな関係を生きたいか」
というサイン
であることが多いのです。
大人の承認は、静かに成熟していく
- 今、私はどの型の承認を求めているのか
- それは、今の人生段階に合っているか
- 本当に欲しいのは、評価? それとも共鳴?
こんな風に丁寧に見ていくと
承認欲求は敵ではなく
人生のコンパスのような役割を
持ち始めます。

大人になってからの承認は
子どもの頃の「よしよし」とは、もう別物。
拍手や称賛がなくても
「わかってくれる誰か」と出会えたとき
人は静かに満たされていきます。
承認欲求は
手放すものではなく
成熟していくもの。
そんなふうに捉えても
いいのかもしれません。
身体の感覚に耳を澄ませながら
心の成熟を支えています。
ハコミセラピスト
長岡由子
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